オリーブ日記
圃場
2018.03.20
物は大切に
オリーブの枝が地面に着かないように紐で吊るして縛り付けていた支柱が、剪定した
ことにより不用となったので引き抜いてきた。引き抜いてみると、吊るしていた枝に
も結構な風圧が掛かっていたらしく、ほとんどの支柱が湾曲していたことに驚いた。
今までは、植付け時から徐々に太い支柱へと交換していたが、支柱を抜き差しする度
に根を傷めているようだし、この作業が2度手間、3度手間で効率が悪いし、不用に
なる細い支柱の再利用にも困るので、今後は初めから太い支柱を立てることに。
今まで使っていた細い支柱の使い道は……
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2018.03.17
自然の力
圃場の表土を流出させてしまう「雨」という自然の力を目の当たりにし、土留め壁を
設置したり、表土を踏み固めたりしてみたが解決には至っていない。
そう、流れてきた土を受け止める策だけでなく、根本的なところから見直さないと永
遠にイタチゴッコだと頭を悩ませ、やはり、オリーブの根元以外の場所には下草を生
やすことにした。
そうと決まれば明日にでも下草が生え揃ってほしいところだが……
(道端に生えてる雑草をそこら中から集めて圃場に移植しようかと真剣に考えた。)
まあ、焦っても仕方ないので地道にクローバーの種まきから……
種を撒くのは人工的な行為だが、生え揃った下草(自然の物)で雨による土の流出と
いう自然の力を食い止める。そして、生え揃った下草を刈ってそれが肥料となって土
が育つ・・・
何から何までコントロール下に置こうとせず(置きたくなるんだけど)、(周囲に迷
惑にならない程度に)放っておけば自然の力がなんとかしてくれる。
そんなことを悟った気がする。
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2018.03.04
新たに仲間入り
やっと貸していただける農地が見つかりました。面積は2反(2,000㎡)で90本のオリーブが植えられそうです。
地形も正方形に近く、フラットで日当たりや風通しも問題ありません。
ただ注意が必要な点は、昔は田んぼだったところを、政府の減反政策により土を入れて畑に替えた土地で、世代が
代わってからここ数年の間しっかり耕作されていなかったので、土が固まり、水はけも少し悪く、土も痩せてると
思われる点。植付け前に土の天地返しや耕運、土壌改良剤の散布などの準備が必要と考えられます。また、比較的
住宅地域に近いため「ひと目」も気にする必要があります。せっかく貸して下さる地主さんのためにも「あんた達
に借りてもらって良かったよ~!」と言ってもらえるよう借り手の責任として善管注意義務をしっかり果たしたい
と思っています。
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